私たちの理念
「人事」がつくる「エンゲージメント経営」をより多くの企業に
日本は諸外国の中で、最も「社員が会社を信頼していない」国だと言われています。
年功序列、終身雇用、企業内労働組合など、日本で戦後形作られた「日本型雇用慣行」は、本来、社員と会社の信頼関係を長期に渡って培ってきたはずでした。しかし、バブル崩壊後、成果主義の導入、リストラの実施など、年功序列、終身雇用制が崩壊していく中で、社員と会社の信頼関係は薄まっていきました。これらは、「人事(人事施策、人事部門)」によってもたらされたものです。
4NOTESは、「人事」という領域で改めて、社員と会社の信頼関係を高める取り組みをしていきます。
私たちは社員と会社の信頼関係が築かれている状態を「エンゲージメント経営」と呼びます。
「人事ポリシー」を起点とし、「会社の社員に対する考え方」を明確にすることで、「会社が社員に求めていること」が明らかになります。信頼を失ったかもしれない、会社への信頼のための指標を会社が改めて認識し、施策に反映させていくことで、信頼関係の回復・構築を行うことができます。
エンゲージメント経営は、従来型の「雇用契約」の範囲に留まりません。自由な働き方(委任・請負、副業・兼業等)を提言し、契約形態、雇用形態にとらわれない、信頼関係に基づく、会社と働く人がより高い価値を創出していく環境づくりも目指していきます。
社名の由来
FOURNOTES(4 和音)=3+1 の理論
しっかりとした基盤(仕組み)の上に人と企業は育ちます。
Four Notes(フォー・ノーツ)とは4 和音を意味します。4 和音が3 つの基本の音の上に1 つの音を加え、独自の世界を創るように、フォー・ノーツは、確実に機能する人事機能の基盤をつくり、企業ごとに必要な仕組を重ね、その企業にとって本当に必要な人事機能の全てを提供致します。
4和音とは、人と企業が共に成長をする基盤そのものです。
コアバリュー
フォー・ノーツ全メンバー共通の価値観であるコアバリューをご紹介いたします。
- 自由で夢があり、日々が充実して楽しい人生を目指し続けよう。
- あらゆるものに感謝をもって接しよう。
- 自分は「相手軸」で考えているのか、常に自問しよう。
- 常に自分を振り返り、自らの成長のために努力しよう。
- 自分で考え、自分を律し、自分から発信し、自分から動こう。
- ポジティブに考え、ポジティブに発想し、ネガティブに検証し、ポジティブにチャレンジしよう。
- 「人への関心」を持ち続けよう。
- プロとして、真摯に仕事に取り組もう。
- 感性を磨き、わかりやすさ、楽しさ、美しさ、シンプルさを目指そう。
- 仕組み化を追求し続けよう。
- 適正さ、「よい加減」のありかを探そう。
- 高業績にこだわろう。
コアバリュー体系 | |
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人生の目的 | 自由/夢/楽しむ/幸福 |
フォー・ノーツとして | 真摯さ/プロ/仕組み/感性/よい加減/影響力/人への関心/高業績 |
ビジネスパーソンとして | 主体性/自律/自立/発信/チャレンジ/想像力/創造力/ポジティブ |
人として | 感謝/相手軸/自己反省/成長意欲 |
人事の信条
人事に関わる仕事をする上で、大切にしている信条をここに示します。
また、これを読んで下さった人事に関わるすべての皆さまに、「人事」という仕事について、どのように捉え、どのような信条を持って取り組むか、考えていただくきっかけになれば幸いです。
- 会社のベクトル(理念・ビジョン・価値観など)と、社員のベクトル(キャリアビジョン・ライフビジョン)をできるだけ合一にしていくこと。
- 会社で働く人たちは、雇用形態に関係なく、その場を有意義に過ごしてもらいたいということ。
- その会社で働くことで、その人が、将来、他社でも働けるようになってもらえること。
- 会社はそういう人たちが「世の中に価値を提供する」場であって、社員が「何を会社から得るのか」はその次であること。
- ルールとしての規程(就業規則とか)はものすごく大切。それが人事の憲法。公正さを担保する。 だけど、人生ひとそれぞれ。社員が個別に抱えている悩みは様々。個に対しては真摯に対応すること。
- 与えるものと得るものを取り違える人に対しては厳しく当たること。
- 一生懸命がんばっている人を応援・支援すること。それを阻害する人がいれば戦うこと。
- 評価や給与をはじめとする人事の仕組みは、よりよく仕事をしてもらう、社員が成長して会社が成長することを目的とすること。
- 他責にならない。人のせいにしないこと。そういう人には厳しく当たること。
- とにかく人事は人に対して悩むこと。
- 人事領域の全体像を常に意識すること。
- 流行ものに安易に飛びつかないこと。
- 「変えるべきもの」と「変えてはならないもの」をしっかりと見極めること。
- ならぬものはならぬ!とはっきり言う勇気を持つこと。
- 裏はあっても影はないこと。
- 社員をよく知ること、そのための努力をすること。
- 自分を知ってもらうこと、開示すること。
- されど、人はわからない。